【NU: カーニバル】玖夜（きゅうや）の誕生日・バースデーイベント【2022年】

おかえりなさいませ、ご主人様。

明日は玖夜様のお誕生日でございます！玖夜さまはお誕生日ハットこそ被っておられますが、どうやら何か別のことに強い関心があるようですね……

妖しい夜の宴を満喫しつつ、玖夜様にお祝いの言葉をお伝えくださいね～玖夜様は何と返されるのでしょうね？

「おや？僕の誕生日を言いふらしたのは一体誰なんでしょうね？しかも僕をケーキまみれにするなんて……どうやら『少し』お仕置きが必要みたいですね……」

「誕生日のお祝いなんてもの、もう何十年も経験してませんね。毎年人間は1年を生き延びたことを記念して、こんな甘ったるいものを食べるだなんて、本当に愚かですね……」

「僕にこの退屈なイベントに参加してほしいのでしたら……何か特別な余興をやっていただかないと…どうです？僕を『喜ばせる』自信はおありですか？」

「ふふ、いいでしょう。それじゃあ、期待してますよ…ふふ」

懐かしいですね。最後に誕生日をまともに過ごしたのなんて数十年前の話です……甘ったるい砂糖の塊よりも、今晩、楽しみにしていますね。

誕生日なんて退屈で役に立たないもの……もしエイトさんが言い出さなければ、きっと忘れたままだったでしょう。僕がハシュトに協力してから今日にいたるまで、この屋敷で過ごした日々は決して少なくはありませんが、ここで誕生日を祝うのは初めてですよ……正直に言いますが、たまにはこんな風に人間やエイトさんのやり方でお祝いするのも、思っていたよりも面白いものですね。

しかし誕生日ケーキを食べなければいけないと決めたのはいったい誰なんでしょう？ こんな甘ったるい砂糖の塊……思った通り、僕の口には合いませんでしたよ。しかも誕生日というのが、こんなに騒がしくて、煩わしいとは……僕も随分長く生きたものですから、誕生日のことは言うまでもなく、自分の年齢すらすっかり忘れてしまっていました……

僕がわざわざ感謝の手紙でも書くと思っていたのですが？ ふふ……純粋にもほどがありますね。エイトさんも誕生日に対しては興味津々でしたが、どうして人間という生き物は誕生日をこうも気にするのでしょうね？ それとも、人間は祝日というもの全てに関心を持つものなのでしょうか？ たとえ短い命であっても、人生には刺激というものがたくさん必要になるものなんでしょうね……少なくともこの点に関して言えば、僕も少しは同意できそうです。

次の誕生日パーティーですか……ふふ、約束なんて僕らしくないでしょう？ その時の僕の気分次第ですよ。