【NU: カーニバル】主人公エイトの誕生日・バースデーイベント【2022年】

「わっ、あははは！これってクリーム？う～ん、ちょうどいい甘さだ。自分で作ったのか？すごいじゃん──」

「……え？俺のために誕生日を祝ってくれるの？」

「悪い、ちょっとびっくりしたんだ。長いこと俺のために誕生日パーティーなんてしてもらったことがなかったからさ。元いた世界では、同僚からお祝いの言葉をもらえればいいほうだったんだ」

「孤児院の時？誕生日パーティーはあったけど、同じ月に誕生日を迎える子供も多かったから、みんなまとめて月に一回誕生日パーティーをしたんだ……でも俺なんかそのせいでふてくされちゃったこともあったな」

「でもさ、その時孤児院の院長が俺たちにロウソクを吹かせてくれて感謝してるよ。だって本当に夢が叶ったんだからな」

「俺の夢か……へへっ、もう叶ったから言わないでおこうっと。それより一緒にケーキを食べようっと！」

【エスター】
ご主人様～可愛い可愛いエスターくんからプレゼントだよ～

【モルフィス】
と、特別な日だからな。仕方ねぇからご主人様の魔力の調整、手伝ってやるよ。

【八雲】
エイトさん……あの、これ、プレゼントです……う、受け取ってもらえますかっ！？

【エドモンド】
誕生日？……なるほど。プレゼント…をエイトに…ゴホン！あの男に渡せばいいのだな？

【オリビン】
エイト、今日は特別な日だから、勉強の他にもご褒美をたくさん用意したよ……楽しみにしててね

【ケシー】
誕生日……俺、祝い方とか知らない。してほしいことは？できる限りやってみる。

【玖夜】
エイトさん、誕生日プレゼントが欲しいのであれば、素直に、ハッキリと、そうおっしゃって……あなたの願いを叶えて差し上げられるかもしれません。

【ガル】
エイト……人間の誕生日なんか祝ってどうすんだよ？うーん……でもまあ……オレのチキン、ちょっとだけ分けてやってもいいぜ。

【ブレイド】
もぐもぐもぐ……チョコレートプリン、たぁ～っくさん食べたよ！今日のぼくはダーリンの大好きな味だよ～

【エンテン】
ゴホンッ、今日はたまたまそんなに忙しくなかったから、こうして暇つぶしに君を見に来ただけだ……ほら、願い事を言ってみろ。もし私の気が向いたら考えてやってもいい。

　あの、正直に言うけどさ……別にたいした願いとかじゃないんだけど……俺がまだ小さかった時に、「一度でいいから、誕生日の主役の『ひとり』じゃない誕生日を迎えたい」って時々思うことがあったんだ。

　えっと、自分で言ってて本当に申し訳なく思えてきた。よく考えたら、きちんとご飯が食べられて、寝るところもあって、しかも誕生日を祝ってくれる人もいるなんて、それだけで十分幸せなことなのに、欲張りすぎちゃいけないよな。

　でも今考えると、少しだけなら欲張ってもバチは当たらない気がするんだ。だってその願いが実際に叶ったんだからな！

　まさか本当に、俺だけが主役の誕生日を迎えることができて、しかもこんなにたくさんの人が祝ってくれるなんて思ってもみなかった！

　あれ？でもそれも変だよな……もしみんながいなかったら、このパーティはなかったわけだし……つまり、みんながこのパーティの主役ってわけだ。

　へへっ、けれども今日は俺の誕生日だから、わがまま言わせてもらって、俺がこの誕生日の主役ってことにしていいかな？

　何が言いたいかっていうと……本当に、本当にうれしかったんだ。

　これからも毎年こんな誕生日を迎えることができたらいいな。

NU: カーニバル #クラインスター イベントPV

エイト様の誕生日パーティー ──「クラインスター」のため、皆様誕生日プレゼントの準備に一生懸命取り組んでおられます。

エイト様の思い出、孤児院での過去を振り返りながら……愛と優しさの物語がまもなく始まろうとしています！

イベント期間：6/17～6/30 13:00